結論:スポーツである以上、怖いと感じる時も必ずある。
目次
1 指導員が怖くなるのにも理由がある
2 言葉選びが嫌なら避ける
3 入会前に乗馬クラブの雰囲気を観察する
1 指導員が怖くなるのにも理由がある
これには、きちんと理由があります。
それは
『レッスン中に、馬・騎乗者の緊張感を保つ為』です。
馬・騎乗者の緊張感を保つために、いきなり大きな声を出したり、指導員が近寄ってくる事もあります。
これは安全面においても、重要なことです。
なぜか…
騎乗者が100%集中させることができれば、その必要はありません。
ですが、それは無理ですよね??
プロ同士のレッスン中でも無理ですから。
全頭が全頭、集中できませんし、他の馬に影響されることもありますから。
そのために、レッスンをコントロールしている指導員が、上記のような行動をするわけです。
こればっかりは、指導員もやらないわけにはいきません。
『安全の確保』は、最重要項目ですので、ご理解ください。
後は、騎乗者の緊張感です。
『いやいや、馬に乗っているのに気なんか抜かんやろ??』
そう思われる方は、素晴らしいと思います(^ω^)
ですが現実問題、集中しない・できない方もいらっしゃいます。
それは
『お子様・初めて間もないライダー・慣れてきたライダー・自信過剰なライダー』です。
そうなんです。
当てはまらない方って、いないですよね??
特に『慣れてきたライダー』の部分
誰でも当てはまります。
常に『1番最初の緊張感』を保っている方なんて、いらっしゃらないですよね??
これはプロでも一緒ですね‼︎
お子様は、皆さんご存知の通りです。
乗馬に限らず、どこでも一緒ですが、なかなか集中できない事が多いですから。
当たり前ですね!
1番厄介なのが、自信過剰なライダーです。
これが1番危険と言っていいでしょう。
大怪我される方も、自信過剰な時です。
『どこからその自信がくるの???』
みたいな方もいらっしゃいます。(ちょっと言葉が悪かったですね(^◇^;))
たまたま怪我してこなかっただけで、ひどい乗り方・危険な乗り方をしてしまうのです。
その先を知っている指導員からしたら、止めないわけにはいきません。
指導員の中では、何万回騎乗しているなんて、当たり前なぐらいですから、色々な経験や現場を見てきています。
それらを踏まえると『怖い指導員』と、思われることも必要なのです。
2 言葉選びが嫌なら避ける
上記のようなことじゃなくて『言葉遣いが嫌だ』ということもあるでしょう。
もう、どこでもありますよね??
学校・職場・友人関係などなど…
乗馬クラブであれば、その指導員から離れることも必要だと思います。
そつなく挨拶だけして、かわしていきましょう。
レッスンで指導員が選べたら、利用してかわしていきましょう。
もしレッスンで指導員が選べなければ、クラブのオーナーさんに相談しましょう。
当然ですよね??
だって、言葉使いが不快と感じるなら、その人に言っても解決は絶対しません。
それならば、オーナーさんに相談するといいでしょう。
もしあなたの言っていることが、一理あるなら、必ず対応してくれるはずです。
対応してくれなければ、移籍です。
乗馬クラブは、1つではありませんから(^◇^;)
もしオーナーさんが、無理なのであれば、一発移籍です。
どうしようもありません。
勿体無い気持ちもあるでしょうが、他のクラブが少し遠くても、移籍されるのをおすすめします。
3 入会前に乗馬クラブの雰囲気を観察する
かなり重要なことですから、しっかり見極めていきましょう。
見学中にレッスンを見ていると、指導員の言葉遣いだったり、雰囲気が見れると思います。
できれば、全員見ることができればいいのですが。
私は選ぶ時に、色々な場所を数日間に分けていきました。
私にとっても重要なことですから、時間をかけましたね(`・ω・´)
これは、乗れるから・乗れないからというのは、関係ないと思います。
人間関係の事ですから、重要だと思っています。
複数のクラブが候補にあれば『指導員の印象』で、選ぶことをおすすめします。
このブログ投稿のコメント欄や、インスタグラムのコメント欄で、質問お待ちしてます。
短文になると思いますが、お答えできると思いますので‼︎
『これはコメント欄では収まらない』ってなったら、1つの記事にしたいと思います。
皆さんの乗馬のヒントになれば幸いです。
おまけ記事
馬の上で安定するには
目次
1 騎乗中の姿勢
2 目線
3 鞍の上で座らない
1 騎乗中の姿勢はリラックスしない
よく『リラックスして〇〇』ということを言ったり言われたりしますが、極端な表現だと思います。『馬の上でリラックス』は危険だと感じています。
私がレッスンをしていた時は、『リラックスよし〇〇の部分は力を抜いて』などの表現をしていました。
リラックス=力を抜くと表現しているかもしれませんが、私の感覚では『リラックスして』と言うと『全身の力を抜く』と伝わってしまいます。
腰もお腹も背中も内腿も全てです。力を入れる部分と入れない部分がありますので、リラックスはせず、部分部分で力を入れて騎乗していきましょう。
2 目線はバランス感覚の重要な基礎
『下を向かないで騎乗しましょう』いうとこを耳にすると思います。なんでもそうですよね?
『自転車・車・バイク・歩行時』下を向いてしまうと、バランス感覚の50%以上が機能しなくなると言われています。
ということは、『なんとなく下を向くだけ・不安だから下を向いている』方は、なんとなく・不安だけどバランス感覚の50%を使わずに騎乗していることになります。
とても勿体無いし、危険です。少し煽るようなことを書きますが『下を向いて、何がわかりますか?または下を向いて危険を察知したところで、遅くないですか?回避できますか?』と私は思います。それなら、前を向いて遠くを向き、バランス感覚をしっかり使いながら、馬のためにもいち早く、危険を察知してあげませんか?そちらの方がいいと思います。
ぜひこの感覚で前を向いて騎乗してみてください。
3 鞍の上では座らない
鞍は座るのでは無く跨る馬具になります。
跨るとは『足を広げ、乗り物を両足の間に挟む形で乗ること』を言います。座るとは『ひざを折り曲げて、または腰を掛けて、席につく』です。挟まないんですね。
鞍の上では、跨るので挟むことが前提です。
特に股関節から腿の中間あたりにかけて力を入れていきます。力加減は、騎乗者が前後左右にふらつかない程度です。全権を挟むに委ねてはいけません。
基礎はバランスです。全力全開で挟まないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。