乗馬ブログ 2022年 9030鞍『ワイルド』受け止められてない…

今回のワイルド騎乗は、一味違いました(`・ω・´)

調馬索からの、歩度の詰め伸ばし。

決して派手ではない運動なんですが、これがまたしんどいんです(^◇^;)

基礎練習・確認・トレーニングなんですが、インターバル運動にもなっているので、運動不足野郎にはこたえます…( ;∀;)

『基礎が大事』とは、まさにこのこと‼︎

個人的には『心臓を鍛える』と思って、やることもあります。

色々な馬術を行う場合、高い心拍数に耐えられることが必要になります。

ランニングでいう、ダッシュして休憩・ダッシュして休憩の繰り返しですね?

ぜひみなさんも、馬と行う機会があれば、チャレンジしてみてください。

 

ここで、馬の頭の高さについてのお話

この話題の中で、1番厄介なのが

『駈歩発進時の高さ』

前置きとして、次の画像の馬(ワイルド)はいわゆる

『のめっている馬』と言える馬です。

決して『気を付け』をしたときに、頸が高くなる馬ではありません。

↑騎乗者の目線より、やや下の画像です

これが手綱を伸ばし、自由に歩いている時の距離感(頸)

↑そしてこれが、駈歩発進時の距離感です。

まず、拳から耳までの距離が全く違いますよね??

ここまで、頸の位置を上げようと思ったら、手綱はかなり短くなり『重たく』なります。

この『重たくなる』というところが重要です。

『手綱が重たくなる・頸が上がってくる』→『馬が止まる・下がる』では

『そもそも、馬が進む気がない』という状態になります。

駈歩発進をさせようと思ったら、この

『手綱を重たくする』というところまで、到達しなければなりません。

そして、手綱が重たくなったら『駈歩発進の合図を出してもいい』ということになります。

『頸の位置が高くなる=馬の進みたいという気合が出ている』

という状態ですから、常歩・速歩から駈歩発進の準備が始まっているんですね‼︎

簡単な目安は

『発進・移行したいと思った場所から、2・3m以内に移行できれば、馬が進みたいという気合が出ている』と言っていいと思います。

2・3mなんてあっという間に、通り過ぎます。

それをすぎても、発進・移行しないということは、前段階の馬の気合が足りていなかったということになります。

これは、指導員としっかりコンタクトが取れた状態なら、その場で指導員に聞けば確認できます。

もし、近くにいない場合は、上記の2・3m以内で発進・移行で騎乗者自身が確認してみてください。

リズムで言うと

常歩『1・2・3・4発進』

速歩『1・2発進』

といった感じです。

『いや…マジであっという間やん』と思った方…その感覚、素晴らしいです✌︎(‘ω’✌︎ )

目印を置いたり、決めたりしながらも効果的です。

ぜひみなさんも、試してみてください。

常歩 解説

馬装から騎乗、騎乗後から厩舎に帰すまで、できるようになる過程 厩舎に迎えに行く編

 

このブログ投稿・インスタグラムのコメント欄で、質問お待ちしてます。

短文になると思いますが、お答えできると思いますので‼︎

『これはコメント欄では収まらない』ってなったら、1つの記事にしたいと思います。

皆さんの乗馬のヒントになれば幸いです。

おまけ記事

馬の反応がない場合の対処法

目次

1  反応がないのは無視されている場合があることを忘れずに

2  まずは軽打、そこから連打、そして拍車や鞭の順番で

3  反応が返ってきた時の事を考えてバランスの準備をしておく

1反応がないのは、無視されている場合がある

『自分の合図が下手だから』と落ち込むのは早いかもしれません。

確かに初めてばかりの方は、上手にできず伝わらないことが多々あると思います。

ですが、全部が全部騎乗者の責任とは限りません。

『馬が合図に気付いているが無視をして様子を見ている場合』だって大いに考えられます。

考えてみてください。

ハエが止まったら、全力で祓いませんか??

首や口や尻尾を使って‼︎

全身でです(^^;)

それを踏まえると、全部が全部騎乗者の合図が、伝わっていないとは考えられません。

指導員が『もっと強く合図ぅぅぅ』ぐらいの事を言ってきたら、かなりの強さでやってみてください。

馬も動物です。

人を見て態度だって変えます。

皆さんが怖い人の(学校の怖い先生・会社の上司・親戚の怖いおじちゃん?など)言っている事をしっかり聞くのと同じです。(例えばの話です笑)

意識してみてください。

2  まずは軽打、そこから連打(強弱も必要です)そして拍車や鞭の順番で

初めから強い合図や、拍車・鞭などを使ってしまうと、後半反応がなくなるのもそうですが、単純に馬が驚きますし、怒ります。

いきなり後ろから叫ばれると、皆さんも驚くでしょう?怒る人だっでいるはずです。

いきなり道具を使うということは、そういうことです。

圧迫軽打圧迫反応がなければ連打圧迫という順番ですね‼︎

軽打や連打など、知らせる合図を行ったら、必ず元の圧迫をしてあげましょう。

なんの合図に反応したらいいか、わからなくなります。

3  反応が返ってくることも考えてバランスの準備をしておく

通常の合図のバランス、連打や道具を使った後のバランス、いわゆる準備ができてないと馬が合図に反応した時に、騎乗者がバランスを崩してしまいます。

そうなると馬も『強い合図したやん?』となります。

馬からの信用を無くしてしまうんですね。

そうなると余計に反応がなくなります。

『反応しても手綱引っ張るやん??』ここまで考えていないかもしれませんが、皆さんだったらそうなりますよね??

『反応して前に出たら、引っ張られた』と。

『じゃあ反応できない・また引っ張られる・口がいたい』

機械だったら壊れてますよね??アクセルとブレーキを同時に使う行為をしたら

そのようなイメージで、『バランスの準備』をしておきましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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