ここではコツやモチベーションの保ち方をお教えしていきます。
結論:自信がなくても、堂々とした態度で迎えに行く
厩舎編
結構な難易度がある、厩舎から馬装
まず
『厩舎の迎え方』
厩舎では馬が『自由に動き回る』事ができます。
何も繋がれていない状況なので、お尻を向けてきたり、首を高〜くあげたりと。
なんでもできる状態です。
そんな中、馬に無口をつけなければいけません。
ポイントは
『お尻を入り口に向けてないのであれば、スムーズに入る』
『お尻を向けてきているのであれば、呼んだりにんじんをあげてみたりして入る』です。
厩舎の前で『大丈夫かな…』『怒らないかな』とモジモジしていると、馬が
『初心者だな』とナメてかかってきます。
『馬はそんな賢くないやろ?』と思ったそこのあなた‼︎
痛い目を見ますよ(`・ω・´)
馬はお世辞を言いません。子供のように‼︎
態度に、はっきりと出してきます。
経験した方もいると思いますが
『指導員が目の前にいると馬装大人しい』
もうこれはあるあるですし、事実です。
馬は『馬鹿』ではありませんし『忖度』もしません。
そこで、もしパッと見て判断できない場合は
『一度通り過ぎる、もしくは何回も往復する』です。
流石に、これをされると馬も
『僕の様子を見てるな(`・ω・´)ブブブ』
とは思わないでしょう。
立ち止まって、モジモジするとバレます。
回りくどいですが確実です。
これでも、馬がお尻を向けてくる場合は
『指導員を呼ぶ』です。
できるようになるまでは、何回でも指導員を呼びましょう。
そのための指導員です。
『指導員さん忙しそう…』
私たちからしたら
『それ指導員の仕事です』
となります。安全第一です。
ベテラン会員さんも手伝ってくれたりしますが、怪我されたら会員様もクラブも困ると思いますので、指導員・厩務員の方を呼びましょう。
無理せず地道に、できるようになっていきましょう。
入れた後は、無口をつけていきます。
無口の向きなどは、現場のクラブでしっかりと習っておきましょう。
コツとしては
『馬の鼻を潰さない・目に当たらないようにする・耳に強く引っ掛けない』です。
鼻・目に関してはつける側の意識の問題が大きいですから、意識してもらうとして
耳に強く引っ掛けない
これにはコツが入ります。
頭をあげられると、どうしても引っかかりますよね??
そこで『鼻面を抑える』というのがあります。
文章では伝えづらいですが、両鼻口の上から両目頭にかけて、スジが通っていると思います。
そこを手で押さえながら、無口をつけていきます。
押さえながら無口を頭まで持ち上げないといけませんから、顔を下から上になぞる様に押さえてつけていきます。(伝われぇぇぇ 笑)
押さえながら着けることで、頭を上げることを防ぐ事ができます。
無事に着けることができたら、出発…ですが
『入り口が全開であること』を確認してください。
全開でないと、馬が怖がって出ません。
最悪の場合、怖くて飛び出していきます。
そうなると流石に人を避けられませんから、引かれてしまいます。
些細なことで忘れがちですが、とても重要です。
必ず扉が全開であることを、確認してから厩舎から出していきましょう。
慣れてきたら、いろいろな方法で、馬と接することができます。
乗馬クラブの指導員たちが怖い…そんな時に、皆さんにできる事は???
この記事も、読んでみてください。ちょっとしたコツも書いてあります。
このブログ投稿のコメント欄や、インスタグラムのコメント欄で、質問お待ちしてます。
短文になると思いますが、お答えできると思いますので‼︎
『これはコメント欄では収まらない』ってなったら、1つの記事にしたいと思います。
皆さんの乗馬のヒントになれば幸いです。
おまけ記事
馬装は怖い?
目次
1 迎えに行った時に印象が決まる
2 洗い場では基本動き回る
3 顔・脚の動きは要注意
1 迎えに行った時にライダーの印象が決まる
騎乗前に『洗い場』での印象で舐められたりする話を聞いたことがあると思います。
確かに洗い場での印象は、重要です。
ですが洗い場の前に、厩舎での動きで、判断する事が多いです。
厩舎の前でもたつく、馬の様子を見ながら扉を開けるなど、厩舎の前に立った時点で始まっているのです。
対処法は、入り口にお尻を向けていなければ、さっさと扉を開けて無口をつけるです。
『大丈夫かな〜』みたいな雰囲気が、1番馬に舐められる原因です。
一度通り過ぎて、位置を確認してから迎えに行くのもありですね‼︎
2 馬は洗い場で動き回る
手入れや馬装を行なっているときに、ヒヤッとした場面はたくさんあると思います。
『顔が自分の方に向いた』『脚が自分の足に近づいてきた』などですね。馬の頭脳は、2・3歳児と同じくらいと言われています。
人間の2・3歳児を思い浮かべてください。
じっとしてないですよね??(笑)あっちに行ったりこっちに行ったり、何か見つけたら『おとーさん、あかーさん』みたいな感じですよね??馬の似た感じだと思います。
『動き回るのが基本』と認識してあげましょう。
特に脚の動きに注意が必要です。
前脚は、十時方向に・後脚は回し蹴りのように動きます。
前脚は、前後左右に動かし、皆さんの足を脅かします(笑)逆を言えば、前足の前・真横に立たなければ、かなり危機回避になるわけです。
『馬の真正面・真後ろに立つのは危ない』というのはかなり有名ですよね?ですが、足の真横も同じくらい危ないのです。
後脚は基本『近くは危ない』です。
一馬力の源である後脚。
その近くに立つということは、かなりの危険が伴うというわけです。
かといって、手入れを蔑ろにするわけにはいきません。
危険性を理解し、回避方法を知った上で触っていきましょう。
さっきもお伝えしたように、回し蹴りするように動きます。
動き始めたら、空手を10年やっていた私でも、避けるのは難しいです(笑)ですので、『脚が動く前に少し離れる』です。
体重移動は、蹄を見て判断するとわかりやすいです。
蹄が浮いている方は、すぐに脚が浮き動かすことができます。
体重が浮いているわけです。要注意ですね‼︎蹄がしっかり地面についている脚は、体重移動してかでないと、脚を動かす事ができません。
馬が人間みたいに、意識してノーモーションで動かすことはありません(人間のノーモーションも少し言い過ぎですね)蹄や体重移動に注意しましょう。
洗い場では、『馬に対して斜めに立つ・触る。蹄や体重移動で動きを予測する』です。
3 顔と足の動きは要注意
2の内容と少しかぶっていますが、脚の他に顔も要注意です。
顔の場合は、自分だけではなく、周りの人・馬に影響を及ぼすからです。
『洗い場に繋ぐとき』『ブラシや腹帯を締める時』などが特に注意です。
馬同士であれば、怪我を負っても大したことにはなりづらいです。
ですが『馬と人』では話が変わってきます。
なぜか?それは『体重の差が激しい』からです。
例を挙げるなら、ボクシングや柔道などの競技は、細かく体重分けがされていますよね?あれは、お互いがぶつかり合った時(殴るや蹴るも同様ですね)に体重差があると、軽い方に振りが働くからです。怪我の度合いも、軽い方が圧倒的に大きくなるからです。
人と馬に置き換えたら…想像を絶しますよね??下手したら10倍以上です(^_^;)絶対的に人間が危ないからです。
『馬の歯が肩・腕に当たった』だけでも腫れ上がり、出血します。
馬にブラシをする・腹帯を締める時は、必ず前・横を確認しながら行いましょう‼︎
最後までご覧いただきありがとうございます。