馬装から騎乗、騎乗後から厩舎に帰すまで、できるようになる過程 厩舎に迎えに行く編

  • 2022年1月4日
  • 2022年7月16日
  • 乗馬
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ここではコツやモチベーションの保ち方をお教えしていきます。

結論:自信がなくても、堂々とした態度で迎えに行く

厩舎編

結構な難易度がある、厩舎から馬装

まず

『厩舎の迎え方』

厩舎では馬が『自由に動き回る』事ができます。

何も繋がれていない状況なので、お尻を向けてきたり、首を高〜くあげたりと。

なんでもできる状態です。

そんな中、馬に無口をつけなければいけません。

ポイントは

『お尻を入り口に向けてないのであれば、スムーズに入る』

『お尻を向けてきているのであれば、呼んだりにんじんをあげてみたりして入る』です。

厩舎の前で『大丈夫かな』『怒らないかな』とモジモジしていると、馬が

『初心者だな』とナメてかかってきます。

『馬はそんな賢くないやろ?』と思ったそこのあなた‼︎

痛い目を見ますよ(`・ω´)

馬はお世辞を言いません。子供のように‼︎

態度に、はっきりと出してきます。

経験した方もいると思いますが

『指導員が目の前にいると馬装大人しい』

もうこれはあるあるですし、事実です。

馬は『馬鹿』ではありませんし『忖度』もしません。

そこで、もしパッと見て判断できない場合は

『一度通り過ぎる、もしくは何回も往復する』です。

流石に、これをされると馬も

『僕の様子を見てるな(`・ω´)ブブブ』

とは思わないでしょう。

立ち止まって、モジモジするとバレます。

回りくどいですが確実です。

これでも、馬がお尻を向けてくる場合は

『指導員を呼ぶ』です。

できるようになるまでは、何回でも指導員を呼びましょう。

そのための指導員です。

『指導員さん忙しそう

私たちからしたら

『それ指導員の仕事です』

となります。安全第一です。

ベテラン会員さんも手伝ってくれたりしますが、怪我されたら会員様もクラブも困ると思いますので、指導員・厩務員の方を呼びましょう。

無理せず地道に、できるようになっていきましょう。

入れた後は、無口をつけていきます。

無口の向きなどは、現場のクラブでしっかりと習っておきましょう。

コツとしては

『馬の鼻を潰さない・目に当たらないようにする・耳に強く引っ掛けない』です。

鼻・目に関してはつける側の意識の問題が大きいですから、意識してもらうとして

耳に強く引っ掛けない

これにはコツが入ります。

頭をあげられると、どうしても引っかかりますよね??

そこで『鼻面を抑える』というのがあります。

文章では伝えづらいですが、両鼻口の上から両目頭にかけて、スジが通っていると思います。

そこを手で押さえながら、無口をつけていきます。

押さえながら無口を頭まで持ち上げないといけませんから、顔を下から上になぞる様に押さえてつけていきます。(伝われぇぇぇ 笑)

押さえながら着けることで、頭を上げることを防ぐ事ができます。

無事に着けることができたら、出発ですが

『入り口が全開であること』を確認してください。

全開でないと、馬が怖がって出ません。

最悪の場合、怖くて飛び出していきます。

そうなると流石に人を避けられませんから、引かれてしまいます。

些細なことで忘れがちですが、とても重要です。

必ず扉が全開であることを、確認してから厩舎から出していきましょう。

慣れてきたら、いろいろな方法で、馬と接することができます。

乗馬クラブの指導員たちが怖い…そんな時に、皆さんにできる事は???

この記事も、読んでみてください。ちょっとしたコツも書いてあります。

 

このブログ投稿のコメント欄や、インスタグラムのコメント欄で、質問お待ちしてます。

短文になると思いますが、お答えできると思いますので‼︎

『これはコメント欄では収まらない』ってなったら、1つの記事にしたいと思います。

皆さんの乗馬のヒントになれば幸いです。

 

おまけ記事

馬装は怖い?

目次

1  迎えに行った時に印象が決まる

2  洗い場では基本動き回る

3  顔・脚の動きは要注意

 

1  迎えに行った時にライダーの印象が決まる

騎乗前に『洗い場』での印象で舐められたりする話を聞いたことがあると思います。

確かに洗い場での印象は、重要です。

ですが洗い場の前に、厩舎での動きで、判断する事が多いです。

厩舎の前でもたつく、馬の様子を見ながら扉を開けるなど、厩舎の前に立った時点で始まっているのです。

対処法は、入り口にお尻を向けていなければ、さっさと扉を開けて無口をつけるです。

『大丈夫かな〜』みたいな雰囲気が、1番馬に舐められる原因です。

一度通り過ぎて、位置を確認してから迎えに行くのもありですね‼︎

2  馬は洗い場で動き回る

手入れや馬装を行なっているときに、ヒヤッとした場面はたくさんあると思います。

『顔が自分の方に向いた』『脚が自分の足に近づいてきた』などですね。馬の頭脳は、23歳児と同じくらいと言われています。

人間の23歳児を思い浮かべてください。

じっとしてないですよね??(笑)あっちに行ったりこっちに行ったり、何か見つけたら『おとーさん、あかーさん』みたいな感じですよね??馬の似た感じだと思います。

『動き回るのが基本』と認識してあげましょう。

特に脚の動きに注意が必要です。

前脚は、十時方向に・後脚は回し蹴りのように動きます。

前脚は、前後左右に動かし、皆さんの足を脅かします(笑)逆を言えば、前足の前・真横に立たなければ、かなり危機回避になるわけです。

『馬の真正面・真後ろに立つのは危ない』というのはかなり有名ですよね?ですが、足の真横も同じくらい危ないのです。

後脚は基本『近くは危ない』です。

一馬力の源である後脚。

その近くに立つということは、かなりの危険が伴うというわけです。

かといって、手入れを蔑ろにするわけにはいきません。

危険性を理解し、回避方法を知った上で触っていきましょう。

さっきもお伝えしたように、回し蹴りするように動きます。

動き始めたら、空手を10年やっていた私でも、避けるのは難しいです(笑)ですので、『脚が動く前に少し離れる』です。

体重移動は、蹄を見て判断するとわかりやすいです。

蹄が浮いている方は、すぐに脚が浮き動かすことができます。

体重が浮いているわけです。要注意ですね‼︎蹄がしっかり地面についている脚は、体重移動してかでないと、脚を動かす事ができません。

馬が人間みたいに、意識してノーモーションで動かすことはありません(人間のノーモーションも少し言い過ぎですね)蹄や体重移動に注意しましょう。

洗い場では、『馬に対して斜めに立つ・触る。蹄や体重移動で動きを予測する』です。

3  顔と足の動きは要注意

2の内容と少しかぶっていますが、脚の他に顔も要注意です。

顔の場合は、自分だけではなく、周りの人・馬に影響を及ぼすからです。

『洗い場に繋ぐとき』『ブラシや腹帯を締める時』などが特に注意です。

馬同士であれば、怪我を負っても大したことにはなりづらいです。

ですが『馬と人』では話が変わってきます。

なぜか?それは『体重の差が激しい』からです。

例を挙げるなら、ボクシングや柔道などの競技は、細かく体重分けがされていますよね?あれは、お互いがぶつかり合った時(殴るや蹴るも同様ですね)に体重差があると、軽い方に振りが働くからです。怪我の度合いも、軽い方が圧倒的に大きくなるからです。

人と馬に置き換えたら想像を絶しますよね??下手したら10倍以上です(^_^;)絶対的に人間が危ないからです。

『馬の歯が肩・腕に当たった』だけでも腫れ上がり、出血します。

馬にブラシをする・腹帯を締める時は、必ず前・横を確認しながら行いましょう‼︎

最後までご覧いただきありがとうございます。

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